
トイレ
家族はもちろん御客様も利用するトイレは、
使いやすく安全であること。
掃除しやすく清潔であること。
トイレをくつろげる空間にするためには、快適性を重視してリフォームします。
最近の便器は、温水洗浄機能付きや、タンクのないタイプ、
お掃除しやすいものなど機能も進んでおり、便利に使えるようになっています。
スッキリとした空間にするための収納スペースを確保し、
掃除道具などが露出しないようにします。
トイレの進歩はめざましく、
1回の洗浄に要する水は70年代の半分以下になっています。
トイレで使う水は全生活水の3分の1にもなりますので、
リフォームは、大幅な節水につながります。
お年寄りがお住まいのご家庭では、
安心してお使いいただくためにバリアフリーの工夫も大切です。

洗面所
洗面所は、家族全員が多目的に使う大切な場所です。
化粧室、脱衣所、家事室など様々な機能を必要とするので、
それぞれを最適な場所に配置し、効率的に使えるようにします。
また、多種多様な日用品や衣類などを納めるための収納計画も大切です。
一戸建ての場合はある程度融通が利きますが、マンションなどの場合は、
収納力があるドレッサータイプの洗面化粧台がオススメです。
最近では、パウダールームを取り入れたり、
脱衣所と化粧室をわけるなど、バリエーションも豊富です。
洗面所は、水が飛散りやすく、壁や床には過酷な状況です、
素材選びも慎重にする必要があります。

浴室
浴室は、心身ともにリラックスできる場所ですが、
最も事故が起こりやすい場所です。
小さなお子様からお年寄りまで安心して楽しめる快適な空間を作りましょう。
在来工法の場合、システムバスに比べて工期が長く、予算も高くなってしまいますが、
浴室の内壁ひとつとっても、ヒノキ材など様々な壁材を選ぶことができ、
こだわりの浴室づくりには最適です。
又、浴槽についても「置き型」や、浴槽位置の低い「落とし込み式」等
好みの設置方法が可能です。
システムバスの場合、壁厚があり、在来工法より浴室内が狭くなってしまいますが、
工場で成形したユニットを現場に搬入して組み立てるので工期が2~5日位で完了します。
1枚の壁パネルが大きいので、掃除も簡単に済み、保温性や気密性を有効に利用して、
浴室暖房乾燥機や衣類乾燥機を設置することで寒い季節も快適に過ごせます。

キッチン
毎日使うキッチンは、住まいのなかでも老朽化しやすい部分です。
一戸建ての場合は、比較的自由にリフォームできますが、
マンションの場合は、給排水の移動や電気容量に制限がある為、
よく考えて計画を立てましょう。
以前は調理中に発生する「音」「臭気」「煙」「ミスト状の油」などが、
ダイニングやリビングスペースに流れないようにするために、
クローズドな独立型キッチンが主流でした。
現在では料理の内容が変わってきた事などが影響して、
オープンスタイルのキッチンを求められる方が多くなりました。
幼い子供対策として計画したものがほんの数年後には、
むしろ不便さのもとにならないとも限りません。
増改築
リフォームには小規模な工事から、全体にわたる大規模工事まで、幅広くあります。
部分的な改修を行うことで、家の耐用年数を大幅に延ばせます。
費用は工事の規模や住宅の広さによって違ってきますが、
しっかり計画を立ててリフォームを始めたつもりでも、
いざ取りかかると意外な老朽箇所を見つけたり、
他の部分が気になりだして、ついつい予算が増えてしまいます。
資金計画は全体的にゆとりをもって考え、
契約の段階では8割ぐらいの工事内容にしておくと無難です。
リフォームの時期は、家族構成が変化したり、設備や建材の取り換え時が最適です。
使いやすさや性能のグレードアップを図ると同時に、
外部もメンテナンスすれば新築に近い姿によみがえります。
増築の場合、建築基準法や都市計画法などの規制を受けるので、
プランを立てる前に確認しておく必要があります。
たとえば、敷地全面に建物を建て増しできるわけではなく、
敷地ごとの建ぺい率で建てられる面積が制限されています。
1階を増築する場合、50平方メートルの敷地で建ぺい率70%なら
建築面積は35平方メートルが限度になります。
また、増築後の総床面積が容積率の範囲内に納なければなりません。
